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中華人民共和国建国70周年記念

日中文化交流協定締結40周年記念

梅蘭芳

訪日100周年記念公演

主催 上海戯曲芸術中心

国立劇場 小劇場

10月2日(水)◆シンポジウム13:00~15:00
10月2日(水)◆夜の部18:00~21:00
10月3日(木)◆昼の部12:30~15:30
10月3日(木)◆夜の部17:00~20:30
[入場料]S席8,600円 / A席7,600円(全席指定・税込)
チケット販売開始 7月1日(木)10:00~
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電話予約 カンフェティチケットセンター

0120-240-540

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梅蘭芳
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梅蘭芳 京劇名優

 梅蘭芳(メイ・ランファン、1894年 - 1961)は清末から中華民国、中華人民共和国にかけての京劇俳優である。北京生まれ、祖籍は江蘇省泰州。 11才の時女形として初舞台を踏み、以来名女形として一世を風靡した。民族的な表現形式に即した方向で京劇の近代化を推し進め、数多くの外国公演を通じて民族の芸術として世界の檜舞台にのせる道を切り開いた。中国戯曲研究院院長・中国京劇院院長。京劇の「四大名旦(旦は女形の意)」のトップを極めた世界的に有名な京劇芸術の大家である。梅蘭芳氏はその生涯に三度訪日公演を行い、中国の無形の国宝である京劇を日本国民に紹介した。

  1. 1919年:梅蘭芳氏は日本初公演を行い、日本の観衆は梅氏を通して初めて触れる中国の京劇にすっかり魅了されてしまう。

  2. 1924年:日本で関東大震災が発生し、梅蘭芳氏は日本の復興事業を支援するため、再度劇団を率いて日本に赴く。梅氏は歌舞伎俳優とともに舞台を踏んで15回の舞台をこなし、大阪でも5回の公演を行って、その興行収益のすべてを日本の被災地に寄付した。

  3. 1956年:62歳になった梅蘭芳氏は、中日友好を促進するため、三度目の訪日公演に赴いた。このときの訪日公演には、梅蘭芳氏が開いた流派、「梅派」の継承者である息子の梅葆玖氏も同行し、53日間に32回の公演を行って日本でセンセーションを巻き起こした。

 

 三度の日本公演を行った梅蘭芳氏だが、その時代背景は毎回違っていた。違わなかったのは、梅蘭芳氏に対する日本側の歓迎ぶりである。東京、大阪、京都、神戸……、梅氏は行く先々で梅蘭芳ブームを巻き起こした。

 2001年9月、梅蘭芳没後40周年のこの年、息子の梅葆玖氏が梅蘭芳京劇団を率いて日本を訪れ、亡き父の足跡を辿った。9月9日から15日にかけて梅蘭芳京劇団は東京国立劇場で7回の公演を行っている。

 京劇と歌舞伎は共演という形で交流を重ね、梅蘭芳氏も多くの歌舞伎俳優と厚い友情を結んでいた。梅蘭芳氏は、歌舞伎を日本で最高の伝統舞台芸術と認めていた。1955年と1979年に、日本の歌舞伎芸術家が訪中公演を行い、梅葆玖氏も歌舞伎の大看板である市川猿之助氏の1955年の北京公演を観ている。また、梅蘭芳生誕110周年の2004年5月にも、日本の歌舞伎が中国の舞台で演じられた。

 日本の歌舞伎芸術家、坂東玉三郎氏は自らが演じる『楊貴妃』に、梅派の演技を取り入れている。「玉三郎さんは北京に来て、私に楊貴妃を習ったことがあります。有名俳優の気取りはまったくなく、とても謙虚な方でした。一方で型を習いながら、一方で独自の演技を創造されていました」と、梅葆玖氏は玉三郎氏の印象を述べ、「京劇も歌舞伎も形式こそ違いますが、同じく東洋の芝居です。

公演概要

 1919年、京劇・崑劇の大家である梅蘭芳が初めて中国伝統芸能として有名な京劇を日本に紹介するため、団長として著名な俳優たちと共に1か月に及ぶ巡演を行いました。その後1924年と1956年にも同様の公演を行い、京劇は日本国民に広く知られることとなりました。そして今年は梅蘭芳が初めて日本公演を行ってから100年という節目の年を迎えました。

 そこで現代京劇界の第一人者である尚長栄氏、同じく崑劇の第一人者張洵澎氏ら京劇・崑劇界の名優を招き、梅蘭芳訪日100周年記念する公演を企画しました。また本公演に先駆け、株式会社ムーランプロモーションと早稲田大学の共催で『梅蘭芳と日本の100年』と題した大規模なシンポジウムを行い、国内外の戯曲研究者、学者らを招く予定です。

 昨年は安倍晋三首相が訪中し、そして今年は習近平国家主席が訪日予定でもあり、日中の各方面での交流が活発になっています。加えて本年は「日中青少年交流促進年」と定められており、本公演もその認定事業として申請を予定しています。また本公演は中華人民共和国駐日本国大使館より全面的な協力をいただき実施いたします。

公演概要

公演日程:10月1日(火)

              10月2日(水)記念シンポジウム

     10月3日(木)

会  場:国立劇場小劇場

主  催:上海戯曲芸術センター

実  施:上海崑劇団・上海京劇院

運営会社:(株)ムーランプロモーション

特別協力:崑曲澎派芸術研習中心

     株式会社ASIAN STAR

     Red Clip, Inc.

後  援:(予定)

中華人民共和国駐日本国大使館/外務省

文化庁/独立行政法人国際交流基金

公益社団法人日本中国友好協会

日本中国文化交流協会/日中友好議員連盟

一般財団法人日中経済協会

一般社団法人日中協会

公益財団法人日中友好会館

日本国際貿易促進協会

協  力:(予定)

早稲田大学/早稲田大学演劇博物館

日本崑劇社

公演日程
日 程

10月2日(水)13:00~15:00

『梅蘭芳と日本の100年』シンポジウム

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京劇芸術顧問
尚長栄
​シャン・チャンロン
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上海戯劇家協会主席

上海市文学芸術界連合会副主席

中国戯曲学院客員教授

上海戯劇学院客員教授

国際戯劇協会I.T.Iの世界戯劇大使

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崑劇芸術顧問
張洵澎
​チャン・シュンポン

国家一級俳優

崑劇著名俳優

戯曲教育家

無形文化遺産(崑劇)の代表的継承者

総監督
谷好好
​グー・ハオハオ

上海戯曲芸術中心総裁上海崑劇団団長

上海戲劇協会副主席

国家一級俳優

文華賞授賞 梅花賞授賞

1940年に北京に生まれ、京劇四大名旦(梅、尚、程、荀)の一人、尚小雲の三男である。中国トップクラスの京劇俳優で、戯劇界の最高賞「梅花賞」の最初の受賞者でもある。無形文化遺産(京劇)の代表的継承者で、国務院特殊手当を受取っている。

国際戯劇協会I.T.Iの世界戯劇大使を担当して、多くの分野で活躍している。

閨門旦(お姫様、お嬢様役)。朱伝茗の神、沈伝芷の爆、姚伝芗の静、言慧珠の美をすべて取り入れ一体化することで、その歌や舞はさながら花を描くが如く美しい線を描き、「表演之絶、唱念之糯、身段之美」と評されるほど独自の芸術性を備える。

アメリマーティンルーサー賞および客員研究員賞を授賞。

崑劇俳優。1994年上海市戯曲学校卒業、はじめは閨門旦(昆劇における娘役)を学んでいたが、後に武旦(立ち回りを中心とする女役)を得意とするようになる。王芝泉等を師に持つ。舞台姿は颯爽としており、声量、声質ともに優れ、幅広い役を演じることで知られる。

上海戯曲芸術中心総裁。

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